【若者が選挙に行くことに意味はあるのか?】

日本の選挙権のある人の中で、18歳~30歳の若者は約15%います。これは、比例代表で投票したい政党に入れることで効果を発揮します。比例代表は、176議席を争うのですが、各ブロックに分かれており、一番少ないのは四国の定数6人です。18%の支持を得られれば当選できる計算になります。若者世代が一致団結すれば、応援する政党の議席を獲得できることになります。

いやいや、ちょっとまって!!四国だと東京や大阪のように若者世代は多くないし、人口の年齢構成も変わるでしょ!!まったく、ごもっともです。じゃあ、結局意味ないじゃないか・・・。若者の声は結局届かないのか・・・。

そうなのです。今の選挙制度では数が多い方が勝つのです。でも、見方を変えれば都市部では若者が多いので、比例でも小選挙区でも勝てる可能性が十分にあるんです。都市部にいる高校生、大学生、会社員の若者は選挙で意志を表明することで、国会に自分たちの代弁者を送り込むことができるんです。また、高齢化が進んでいる地域で頑張っている若者の声を届けるためにも、同じ価値観と若者世代特有の悩みを共有する都市部の若者が投票に行く意味は大いにあるのです。

 

【選挙では何を基準に投票すればいいの?】

まずは、難しく考えずこの候補者・政党なら自分たちの暮らしが良くなりそう、困っていることが解決できそうでいいです。以下に簡単に選ぶコツを書きますね。

・政策で特にやってほしいことを言っている候補者・政党は?

・政権を担える候補者・政党は?

(外交・安全保障でしっかりと立ち回れるか、何も決まらない国会にならないか、不透明な政治をしていないか等)

・メディアでの発言がはっきりしているか。

積極的でなくても、消去法でもいいです。自分が、何を基準に投票したかは、最初は正直なんでもいいです。あなたの自由です。でも、投票理由はしっかり覚えていてください。自分が投票した人や政党が国会でどういう仕事をしているかはよく注意してニュースを見るといいと思います。次回の投票でどうするかの判断材料になるはずです。

 

カテゴリー: 選挙

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